1/3 イングリッシュブレックファースト

1/3 イングリッシュブレックファースト
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私は24歳の時にイギリスに一人で旅行しました。ヨーロッパをぐるっと周る旅の最終地点がイギリス・ロンドンでした。ロンドンに寄った目的は美術館巡りただ一つです。ウィリアム・ブレイクという詩人・画家が大好きで、間近で作品を見たときは心から感動したのを覚えています。

そんな私が見たかった絵の一つに、ミレーの『オフィーリア』という作品があるのですが、その絵を見に行く日は興奮で朝早く目が覚めて、ホテルの近くにあったカフェでイングリッシュブレックファーストを食べました(そしてブレイクの詩集を読みました。最高でした)。満を持して美術館へ着くと、そこにあるはずの絵はスッポリ抜けているのが目に入ります。私は落胆しながら学芸員さんに聞きました。「オフィーリアはないのですか」

彼は言いました。「ああ、彼女は今世界中を旅しているところなんだ、君みたいにね。君はどこから来たの?」「日本です」「君はツイてるね、彼女は今ちょうど、日本の東京にいるんだ。この旅が終わったら、会いに行ってね」 ・・・得意げな顔でオフィーリアのことを話す彼に、私は大阪に住んでいるので簡単に行けないとはとても言えませんでした。結局は東京まで行ったのですが。

さて、なぜ「1/3」なのか。それはシンプルに、私がイギリス人ではなく、使っている食材も本物とは違うからです。どの国にも、伝統的な料理があって伝統的な味付けがありますよね。日本でよく聞くのは、「カリフォルニアロール?そんなものは寿司じゃない」でしょうか。本物のイングリッシュブレックファーストにはブラッドソーセージが必ず入っていたり、色々と決まりがあるんです。

1/2というにはまだ足りない、それでも一度ロンドンで本物のイングリッシュブレックファーストを食べたことがある私は精一杯見栄を張って、このレシピを「1/3イングリッシュブレックファースト」と呼ぶことにします。

1/3 イングリッシュブレックファースト

Recipe by AKO's CookBook
Servings

2

servings
Prep time

30

minutes
Cooking time

40

minutes

Ingredients

  • 卵 2つ

  • ソーセージ 4本~お好きなだけ

  • ひよこ豆、または大豆でも可(缶詰か水煮)

  • トマト 1つ

  • ほうれん草

  • マッシュルーム 

  • ベーコン 4枚~

  • バルサミコ酢 大さじ1

  • トマトソースまたはケチャップ

  • 塩、胡椒

Directions

  • マッシュルームはホワイトでもブラウンでも構いません。なければ舞茸やシメジでも大丈夫です。フライパンにオリーブオイルを引き、スライスしたマッシュルームと4㎝大に切ったほうれん草にサッと火を通します。火が通ったら、お皿に盛り付けます。
  • 次に輪切りにしたトマトを炒めます。あまり熟していない方が崩れにくいです。フライパンに余裕があれば、一緒にソーセージとベーコンも焼きましょう。焼き目をしっかり付けた方が美味しいです。すべて火が通ったら、こちらもお皿に盛り付けます。
  • 次にベイクドビーンズを作ります。フライパンにひよこ豆または大豆を入れ、ケチャップまたはトマトソースを大さじ2、バルサミコ酢を大さじ1入れ蒸し焼きにします。ケチャップを使う場合は少し水を入れソース状にします。ちなみに私はケチャップの代わりにトマトペーストを使うのが好きです。濃いトマトの味がしますし、砂糖が入っていないのでヘルシーでおススメです! 沸点に達したら塩コショウで味を調え、お皿に盛り付けます。
  • 最後にフライパンで、目玉焼きを作りお皿に盛り付ければ完成です。この間に食パン(もしくはお好きなパン)をトーストして用意しましょう。目玉焼きを作っている間に他の具材が冷めた場合は一度電子レンジで温めると良いです。
  • 実際のイングリッシュブレックファーストには色々な伝統と決まりがあります。ブラッドソーセージ等なかなか入手しにくいものもあります。彼らはこういった朝ごはんのことを「フル・ブレックファースト」を呼びますが、そうですね、、私のレシピは1/3ブレックファーストといったところでしょうか。ぜひ、大きめのお皿にオシャレに盛り付け、食後にはロイヤルミルクティーを飲んでみて下さい。

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