フィリーチーズステーキはステーキではありません。

フィリーチーズステーキはステーキではありません。

フィリーチーズステーキはステーキではありません。否定から入るレシピなんて、今まであったでしょうか。今、ここに誕生しましたが。さて皆さんは、フィリーチーズステーキという料理をご存じですか?これはアメリカ東海岸、フィラデルフィアの名物料理です。ステーキと付くのに、ステーキではないんですね。実は、サンドイッチなんです。大枠で言えば、バゲットタイプのパンに牛肉を挟んでチーズソースをかけるサンドイッチ。でも、牛肉以外に入る具材は様々なバージョンがあります。今日は、私が家で作るバージョンをご紹介します。

おそらくアメリカ人であればほぼ全員が知っているであろう、この料理。日本で手に入る食材で、完全再現が可能です。なぜなら、日本のスーパーには薄切り肉が常に売っているから!そう、アメリカやヨーロッパでは(少なくとも私が知る範囲では、、)薄切り肉が売っているところは少ないんです。お肉屋さんで、「薄く切ってちょうだい」とお願いすると切ってくれます。ただのイメージですが、アメリカって牛肉をパンにはさむの好きですよねえ。ハンバーガー、スロッピージョー、そしてフィリーチーズステーキ。どれもインパクト特大。でも、たまにはいいじゃないですか。がっつり頬張って食べる系ご飯、嫌いじゃないでしょ?お弁当やピクニックにもおすすめです。

フィリー・チーズ・ステーキ

Recipe by AKO's CookBook
Servings

2

servings
Cooking time

30

minutes

Ingredients

  • 牛薄切り肉(ロースまたはバラ) 300g

  • 玉ねぎ  1/2個

  • バゲット  1本

  • ほうれん草 80g

  • にんにく  一片

  • とけるチーズ(ピザ用チーズがおすすめ) 好きなだけ

  • カイエンペッパー

  • オイスターソース 大さじ2

  • チーズソース
  • 牛乳  200ml

  • バター 大さじ4

  • 小麦粉 大さじ1

  • チーズ 50g

  • マッシュルーム 大3~4個

Directions

  • 先にほうれん草をソテーします。オリーブオイルを薄くひき、スライスしたにんにくを炒めます。香りが出てきたら、ほうれん草を加えます。しなっとなり、火が通ればOKです。最後のトッピング用にお皿に置いておきましょう。
  • 次に、牛肉を炒めます。ほうれん草を炒めたフライパンそのままでOKです。オリーブオイルを薄くひき、玉ねぎを炒めます。少し茶色く火が通ったら、牛肉を加えます。ある程度火が通ったところで、オイスターソースとカイエンペッパーをお好みで入れて下さい。なければ、一味唐辛子やタバスコでもいいです。火を弱め、蓋をして完全に火を通します。
  • 小鍋を用意し、バター大さじ2を溶かします。マッシュルームを入れ炒めます。火が通ったら、バター残り大さじ2を加え溶かします。小麦粉をふるい入れ、素早く混ぜます。ベシャメルソースの手順と一緒です、ダマが出来ないよう頑張りましょう。泡だて器でやるのが一番確実です。混ざったら、少しずつ牛乳を入れ、都度かき混ぜます。だんだん、トロっとクリーム状になりますので、シチューより少し固いくらいにします。塩コショウ、チーズを入れ、混ぜて溶かします。
  • 牛肉に戻ります。火が通ったら、チーズを全体に載せ、蓋をして溶かします。見た目は牛肉ピザです。
  • バゲットを半分に切り、切り目を入れます。真横ではなく、少し上から斜めに切り込みを入れると具を入れやすく、食べやすくなりますよ。溶けたチーズの載った牛肉をパンに詰めます。欲張ると食べにくくなりますが、私がいつも欲張ります。ほうれん草を上に乗せ、最後にチーズソースをたっぷりかけます。ブラックペッパーを少しかけ、完成です。
  • お弁当等外に持っていく場合、アルミホイルで包み、ジップロックに入れるのがベストです。ザ・アメリカンですね。

Recipe Video



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